【ゴルフ初心者必見】コースデビューまでに覚えておくべき5つのルール

初心者向け

ゴルフを始めようと思ってくれてありがとう!

いよいよコースデビューなんですね。デビューのために一生懸命練習したり、道具を揃えたりしてきたと思います。

が、ゴルフのルールって知ってますか?

え、全然知らないかも

そんな方のために、コースデビューまでに覚えておきたい5つのルールについて紹介していきたいと思います。

これだけ覚えておけば問題なくゴルフに行けますよ!

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原則ボールには触っちゃいけない

まずはゴルフ4大原則の1つである「あるがままに打つ」ということを覚えましょう。

どんなに困難に感じる場所にボールがあっても、ボールを触って動かすことは出来ないということです。木の根元にあっても、打つ方向に木が生い茂っていても、芝では無く土であっても動かすことは出来ないんです。

ゴルフは自然との戦いだ!なんて言う人がいるけど、原則触ってはいけないことも1つの理由なんじゃないかなと思います。なので、ボールをプレー中に触っちゃいけないんだってことを覚えましょう。

しかし例外もあります。「1打目を打つ前」「グリーン上でマークをした上で触ること」の2つです。

「1打目を打つ前」はティーグラウンドに立ちなんとなくティーにボールを置いて「よし!打つぞ!」と思って前を向いたら打ちづらいなと感じたり、一緒に回っている人から「もう少し左から打った方がいんじゃない?」なんてアドバイスをもらうこともあります。

その時は「1打目を打つ前」なのでボールを触ってOK!

「グリーン上でマークをした上で触ること」はいわゆる「ナイスオン」の後にマーカーを置いて自分のボールの位置はここですよと証明をした上でボールに触ることが出来るということです。

 

 

結構厳しいね

あくまで公式ルールの場合はね

2つの例外以外は触ることが出来ないのですが、あくまで公式ルールの場合。ローカルルールを設けているコースも多い(というかアマチュアゴルファーってだいたいローカルルール)ので安心してください。

ローカルルールの場合は、15cmちょっとは動かしていいよ(6インチプレースOK)ってケースが多いです。なのでよく「ちょっと動かして打っていいよ」って声かけられることもあると思うんですけど、15cmちょっとは動かしていいんだって理解してもらえるといいと思います。

そりゃ競技大会じゃなければこれくらいいいと思うんです。カート道(コンクリート)の上とか、片足が地面に付けないケースなんかは動かして構いません。

ただ気を付けたいのは自分だけで動かすのではなくて、一緒に行っている人に一声かけてOKをもらえたら動かすということ。

 

カート道にボールがあるんでちょっと動かしてもいいですか?

いいよ!

こんな感じでやりとりするといいですよ。

ボールがコース外に出た時はペナルティ

各コースには決められたエリアがあるんです。エリアの外に出た場合はペナルティが課せられます。次の3つは覚えて行くといいですよ。ゴルフのペナルティはスコアに加算されていきます。サッカーみたいに退場になったりすることはないです。笑

OB(アウトオブバウンス )

一つ目がOB(オービー)です。ゴルフ始める前でも聞いたことあったりするんじゃないですかね。

OBはアウトオブバウンス (Out of Bounds)の略語なんですが、範囲外にボールが行っちゃったらペナルティを課せられます。ティーショットとティーショット以外で考え方が異なるので2つ覚えましょう。

ティーショットの場合

公式ルールの場合は、1打ペナルティを受けた上で同じ位置から打ち直しになります。

1打目をドライバーで思いっきり振ったらOB…。次は同じ位置から3打目で打つことになると言うことです。

ローカルルールの場合は2種類あります。

1つ目は、前進4打(通称前4)が設置してあるコースであれば、コースが指定している位置から4打目で打つことが可能です。1回打っただけなのにもう4打目扱いなの!?と不満に思うかもしれないですが、最初のころは結構助けられます。

例えば500yのロングホール(Par5)でOBした場合、だいたい残り200yくらいの位置に前進4打が設定されているケースが多いです。最初のころは300yを3打でいける確率が低かったり、打ち直してもうまくいかないことの方が多いですよね。なので大変助かるルールなんです。

2つ目は2019年のルール改定で認められたもので、4打目で打つことが可能です。

これは前進4打に似ていますが、コースによっては前進4打が無いコースもあります。今までは前進4打が無いコースでは公式ルールと同様に打ち直さないといけなかったのですが、2019年からは前進4打が無いコースではボールが無くなったと思われる付近から4打目で打つことが可能になったのです。

初心者に優しくなったんだね!

 

ティーショット以外の場合

ペナルティの内容は一緒なので、考え方はティーショットの場合の内容を覚えてください。

違いはティーショットの場合はティーを立てているので、同じ場所から打ち直すことが可能ですが、それ以外の場合は全く同じ場所で打ち直すことは難しいですよね。

ティーショット以外の場合は、「打ったと思われる近く」「グリーン上のホールに近づかない」あたりにボールをドロップします。ドロップはヒザの高さからポンっと落とす感じでOKです。

2打目をOBしてしまった場合、ドロップした位置から4打目で打ち直します。(2打目を打った + 1打ペナルティ = 3打終了なので)

またティーショットのときと同じように、ボールが無くなった付近から打つことも可能です。ただしその場合は2打ペナルティになってしまうので、5打目から打ち直しになります。(2打目を打った + 2打ペナルティ = 4打終了なので)

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池(ペナルティエリア)

2つ目は池です。

池って狙ってないのに入るよね

呼ばれてるんじゃないかってくらいね

ゴルフ場には意図的に池が設置してあります。ある程度上達してくると戦略的にゴルフをするので楽しいポイントでもあるんですが、最初はツライ障害物です。

池に入った場合のペナルティには2つルールがあるんですが、これがややこしい!!

最初のうちはどうしたらいいか先輩ゴルファーに聞くことをオススメします。

最低限覚えておくことは、池を通過した辺りからグリーン上のホールに近づかない場所で1打ペナルティで打つこと!正直このくらいの知識があれば、最初はいいと思います。

とは言えルールなので、2つを説明します。

違いは池がコースに対して真ん中に陣取っているか、並行で設置されているのかどうかで判断します。多くは池の周りに黄色の杭が刺さっていたら真ん中に陣取っている池で、赤色の杭が刺さっていたら並行で設置されている池です。

この図を見て覚えよう!

最初は黄色の杭と赤色の杭では考え方が違うんだってことを覚えておけばOKです!

1ペナルティ(ロストボールとローカルルール)

3つ目は1ペナルティ(通称1ペナ)です。これは読んで字のごとく1ペナルティが与えられる場面があるってことです。

1つはロストボール。打ったボールが見つからない場合はペナルティとなります。OBと同じような考え方で、ボールが見つからない場合、そのボールを打った位置から1ペナルティで打ち直します。

ただ公式大会では無いアマチュアゴルフの場合、多くは無くしたと思われる場所から1ペナルティで打ち直しするケースの方が多いと思います。一緒に回っている方に確認しながら進めましょう。

もう1つがローカルルールで定められている場合。ゴルフ場がここからはOBでここまでは1ペナルティと決めている場合があります。ローカルルールなのでゴルフ場によりますが、多くは無くしたと思われる場所からグリーンに近づかない範囲でフェアウェイから打ち直すことが可能です。

アマチュアゴルファーに優しいローカルルール!

バンカーに入ったらクラブを砂に付けない

ボールを打つ前に砂にクラブがついてしまうと2打ペナルティなんです。よく初心者あるあるなんて言われるんですが、知らない人が結構多いです。

1つ1つ覚えて行けば大丈夫!

打つ前に素振りってしますよね。フェアウェイやラフの時は地面にクラブを付けてOKなんですが、バンカーはダメなんです。

理由は打ちやすくなる可能性があるから。フェアウェイやラフはクラブを地面に付けても状態が変わることは無いですが、バンカーは砂なので、地面の形状が変わる可能性があります。

打ちやすくしたりする人がいたら不公平になるって観点からダメなんです。なので、バンカーに入ったら素振りの時も構えた時も絶対に砂にクラブを付けちゃダメですよ!

最初の内は許されると思いますが、何回か行くようになったら覚えておくようにしましょう。

空振りもカウント

特にペナルティが課せられる訳では無いですが、空振りもしっかり1打に計算されるってことを覚えておきましょう。

まぁ厳密なルールに従った場合ですけどね。親しい間柄の人とゴルフであれば「たまたま見てなかった~!」とか「あれ?今の素振りでしょ?」なんて優しく声をかけます。

最初の頃って絶対空振り多いじゃないですか。だから気にしなくてもいいかなと思います。私も始めたばかりの頃は空振り結構してました。笑

力入れて思いっきり振ろうとすると、飛ばすことばかり考えちゃって、ついついボールを見ること忘れちゃうんですよね。空振りした時は周りの人に甘えて、自分の中では反省するのが1番です。

甘えてもルールってことを忘れないのと、自分に厳しく成長していきたい人はしっかりとカウントして回りましょう。

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焦らず急いでプレーする

これを頭に入れてゴルフ出来るとスマートでかっこいいです。そしてゴルファーにとってとても大切なルールでありマナーになります。

どうしてもプレースピードが遅いとイライラしてしまう人がいたり、自分のリズムが崩れてしまって思うようなゴルフにならなかったりするケースがあったりします。

気持ちよくプレーするってよく言いますけど、結局は「自分のペース」「自分のリズム」に納得感が得られるかどうかだと私は思います。

気持ちよくプレーするを達成するために、焦らず急いでプレー出来るようになるといいと思います。ちなみにルールとしても設けられています。

40秒以内にストロークをする

ストロークとは、打とうとしている状態のこと。どの辺を狙うか考えた後、素振りをして、さぁ打つぞと構えてから実際にボールを打つまでに40秒以内で行ってくださいねってルールです。

そんな時間かかる人いないでしょ

無意識に時間がかかってる人って結構多いよ

自分では時間をかけていないつもりでも、案外考える時間が長かったり、ルーティンが長かったりする人はいるので、意識しておくのは大事です。

ボールを探すのは3分まで

右の林の方にボールが行っちゃった~と落ちた辺りを探す場面結構ありますよね。厳密にここから3分以内に探してくださいっていうことはないですが、落ちた辺りに着いてからだいたい3分を目途に探しましょうってことです。

たまにベストショットで無くなるはずの無いボールが無かったりすることもあります。ゴルフはやっぱり自然のスポーツ。地面の傾斜とか、意外な障害物にボールが当たると、どこに行っているか分からなくなります。

3分きっちり探して、無かったらスパッと諦めて、次のショットに集中しよう。

安全が確認出来れば、どんどん打とう

複数人で回るゴルフは誰から打てばいいのか悩む場面って結構多いです。その時に思い出してほしいのが「安全が確認出来れば、どんどん打とう」ってルールです。

原則ではグリーンから遠い人順に打っていきますが、最初の内は空振りするかもしれないし、ちょこっとしか進まないことも多いですよね。なので、どんどん打つ意識を持っておくといいと思います。

注意したいのは、安全かどうか。自分たちより前で回っている人たちがどの辺にいて、どれくらい離れているかを確認しましょう。そのうえで、自分が持っているクラブがもしベストショットした場合に前の人に当たらないか、プレーの邪魔にならないかを考慮して打ちましょう。

最初は分からないと思うので、一緒に回っている人たちに相談しながら判断していきましょう。

1番やっちゃいけないのは、回っている人が自分が打つことを知らない状態で打つことです。

まとめ

初心者が覚えるべきルール5ついかがでしたでしょうか。

どんなスポーツにもルールがありますからね。始めたばかりの頃はそこまで厳密に気にする必要は無いと思います。徐々に覚えていくことが大切です。

分からないことは一緒に行くゴルフの先輩たちにどんどん聞きましょう。

初心者の方は、それよりもまずはゴルフを楽しむこと!

あなたのコースデビューが楽しくなることを願っています。

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