みなさんスコアアップしたいですよね?
でもアマチュアゴルファーがどんなゴルフスコアで回っているのかを知ることは難しいです。
平均スコアや平均パット数などなど気になることも多いですよね。
ちょっと調べてみようと思い、以前どこかでGDOが公開しているスコアのビックデータの記事があったなと思いWeb上を探していたのですが、どうやら雑誌で公開されているようでした。
2015年に発行された雑誌のようなので、さっそく国会図書館に足を運んでみてきました!
なんで国会図書館?
日本で発行される書籍はすべてここにあるからだよ!
GDOのスコア管理アプリに登録されている12万人分(約138万ラウンド)のデータからあらゆる発見がありました。
もっとスコアアップしたい人は必見です!
アマチュアゴルファーの平均スコアはこれだ!
では早速行ってみましょう!
引用元:週刊ゴルフダイジェスト(2015/3/17号)
こちらが平均データをまとめた表になります。
平均的なラウンド数からパット数やその他詳細なデータまでバッチリです。
おお~いろいろ分かるんだね。
デジタルの時代ってありがたい!
年間ラウンド数は11.75回とまさに月1ゴルファーとなんとなく言っていたことが数字上でも分かりますね。
後は平均スコアが99.64と言うデータがみなさんが1番気になったことじゃないでしょうか。
100切りを目指すゴルファーが多いですが、みんなのなんとなく言っていたスコアが平均以上の数字ということが事実だったことが分かります。
平均で100を切るというのはなかなか大変ですが、まずは目標にしてクリアしていきたいところです。
いかぺいはまだまだだね
これから頑張るよ!
他にも気になるデータがちらほら。
GDOさんには本当に感謝ですね。
ショートゲームよりショットの精度を
せっかくデータが分かったところで、100切りを現実的にすることを考えていきたいと思います。
雑誌内でも中西プロが述べていますが、まず気になるデータはこの2つ。
引用元:週刊ゴルフダイジェスト(2015/3/17号)
この数値を見ると、ダブルボギー以上を叩く時に8回に1回強しかOBが絡まないことになります。
つまり「素ダボ」が多いってことになります。
※素ダボとは罰(OB,1ペナなど)無しにダブルボギーを記録すること
ええ!意外だね!
OBでスコアを崩した…なんてよく聞きますけど、意外とそうでもないんですね。
てかみんなOB少なすぎません?笑
私は少ない年でも1.4回、多い年は3.2回も平均OBが発生しているので、正直うらやましいです。
まぁ私の話は置いておいて、素ダボが多い原因なんですけど、どこで差がついているかをデータで見てみます。
引用元:週刊ゴルフダイジェスト(2015/3/17号)
ショートゲームではハンディキャップが少ない人と多い人ではそこまで大きな差はないんですね。
雑誌内で中西学プロは
平均パット数などのショートゲームに関するデータでは腕前によって、それほど大きな差が出ていないんです。それよりもパーオン率などのショットに関するものは差が大きい。スコアメークには小技が大事と思われてきましたが、実はショットが大事だということが結果に出ています。これは、米ツアーなどのスタッツを研究しているマーク・ブローディ教授の分析結果と同じなんです。
引用元:週刊ゴルフダイジェスト(2015/3/17号)
と語っています。
私は昔からショートゲームが大事だと言われてきた気がするんですが、それよりもショットが大切だってことですね。
花道でピンがバッチリ見える残り150yをナイスオンできるかどうかが分かれ道なのかもしれません。
ミドルアイアンを意識して練習したことってある?
GDOの分析ビックデータから100切りのために必要なのはショットだと言うことが分かりました。
とは言えショットの練習って結構やってたよなと感じる人も多いでしょう。
確かに私もその1人ですが、このデータを見た後に考えると全然やれてなかったなと考え始めました。
同じような人がいれば嬉しいですが、私は100y以内を制するものがゴルフを制するくらいに言われて練習していたので、結構アプローチの練習は好きです。
1回の練習で100球ほど打つとすると、半分の50球は100y以内の練習をします。
残りは苦手だったドライバーを30球とミドルアイアン(主に7番アイアンと9番アイアン)を20球の割合でやっています。
どれも大事ですが、ビックデータで必要と分かったショットの練習は全体のわずか20%しか行っていません。
これは初心者は7番アイアンから練習しろとの教えを守り、初期の頃に徹底してやった記憶があるからです。
ある程度打てるようになった以降は得意クラブだと思っていたので、練習もそこまで熱を入れて取り組んではいませんでした。
しかし先日でRec Check Golfで計測してみたところ衝撃の結果が。
まずはドライバーの結果がこちら
次に7番アイアンの結果
最後に9番アイアンの結果
ドライバーは平均でもミート率1.45を超え、飛距離安定度は84%を記録しています。
しかし、7番アイアンの飛距離安定度は68%、9番アイアンは71%と確率が悪くなっています。
さらに最高と平均を比べた場合、数値の差が大きく、安定度に欠ける結果となりました。
つまり、得意に感じてある程度打てていると思っていたミドルアイアンは全く打てていなかったんです。
これはビックデータの通り、ショットが打てていないからスコアが伸びていないことにつながりますね。
しっかり練習しないと!
これからはミドルアイアンの精度を高める!
ミドルアイアンの練習をドライバーやアプローチほど集中して取り組んでいなかったなと思います。
また私は残り150yの距離をグリーン近くまで狙うという発想自体もコースで選択することはほぼありません。
100y以内じゃないとグリーンを狙っちゃいけない呪縛をかけていたこともありますが、それだけミドルアイアンに自信が無いのも事実です。
なぜ得意だと思っていたのかもはや疑問ですが、心を入れ替えて練習したいと思います。
みなさんもショットに自信はありますか?
私と同じような感覚を持っていたら今日からショットの練習を集中して取り組みましょう!
朝一の緊張とバンカーを避けるのがスコアアップのカギ
面白いデータがあったので、2つほど紹介しておきます。
1つ目が18H中スコアが悪いのはどのホールかということです!
その結果がこちら!
引用元:週刊ゴルフダイジェスト(2015/3/17号)
おお~イメージ通りかな笑
みなさんも苦手な人が多いかもしれませんが、やはりスタートホールはスコアが悪い人が多いようです。
さらに9番、10番、18番と区切りのいいところのスコアが崩れる傾向にあるみたいですね。
やはり始まりと終わりは何か意識しちゃうのかもしれません。
2つ目はサンドセーブ率についてです。
引用元:週刊ゴルフダイジェスト(2015/3/17号)
バンカーに入れるとスコア伸びないよね~
ハンディがシングルの人でさえ、わずか3%しかないんですね。
国内男子サンドセーブ率ランキング2019年度(2019/8/26現在)のトップは64.71%なので、その差は歴然!
アマチュアゴルファーはバンカーが苦手であることが分かります。
なので徹底的にバンカーを避けるのも1つの戦略ですね。
いかぺいバンカー好きだもね
好きではないわ笑
まとめ
体感や言い伝えで言われてきたよりも実際にデータとして見た方が理解できます。
そういう意味でデジタルな時代に生まれたことを感謝しつつ、しっかりと生かしていければいいなと思います。
アマチュアゴルファーがスコアを伸ばすために必要なのはショートゲームでは無く、セカンドショットなど「ショット」の精度を上げることだったんですね。
みなさんもぜひ参考にしながらスコアアップを目指していきましょう!
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